長崎の電車

東北長崎きずな電車プロジェクト

長崎には震災にあった東北の仙台市から来た電車が今も現役で走っています。

仙台市は1976(昭和51)年に路面電車を廃止、長崎のチンチン電車で有名な長崎電気軌道が、仙台市交通局から譲り受けた1050形電車の車両に一般から募集する2種類のメッセージを掲載する「東北長崎きずな電車プロジェクト」が、長崎で活動しているNGO団体 LINCにより発表されました。

1050型電車

この「東北長崎きずな電車プロジェクト」は、一般公募で応募者が震災の日に感じたこと、決意したこと、夢、大切な人への思いなどと共に、東日本大震災被災地への応援メッセージを掲載して2012年3月4日〜14日に長崎市内を走る予定です。

そのメッセージの応募の方法が現代人の若者が発案しただけあって、インターネットを利用した通信サービス「ツイッター( Twitter)」を利用しての投稿だけのようです。

2012年1月1日〜2月23日までツイッターのキーワードの前に#を置いて投稿するハッシュタグ#Kizudenで公募、ユーチューブ(YouTube)でも同プロジェクトの説明動画やPR動画がアップされているそうです。

しかし、携帯やパソコンを使いこなしている若い人は良いですが、私達中高年にはツイッターのアカウントを持っていない人も多いでしょうし、仮に持っていても使いこなせていない人も多く(私もですが・・・)メッセージは伝えたいが二の足を踏んでしまうのではないでしょうか?

長崎の電車

長崎の電車(ちんちん電車)

長崎の人達にとって「電車」と言えば「路面電車」の事で、JRの電車は「汽車」と呼びます。昔から「チンチン電車」として親しんでいた「路面電車」の降車の時に押すブザーは今でも「チン」と鳴ります。

電車1

大正4年に開業した長崎電鉄(正式名称は「長崎電気軌道株式会社」)の車両は現在80両、福岡や熊本など他県で廃止になった路線の車両なども現役で長崎の街を走っています。

運賃もどこまで乗っても大人100円、子供50円と低価格を維持して「日本一安い運賃」を誇っていますが、その理由はボディに描かれた広告にあります。(※2009年に25年ぶりに値上げされ2013年4月現在、大人120円、子供60円となっています。)
電車2

このボディ一面に広告を描いたものを「カラー電車」と言って、この広告収入やその他車内吊り広告や乗車券などの広告があるから低価格の運賃を維持出来るのです。ちなみにカラー電車の1ヶ月の広告料は33万円から45万円(別途制作費が34〜40万円掛かります)

長崎の土産物や分譲マンション、航空会社や自動車メーカーなど多彩な広告で目を引きます。変ったところでは九州号の広告などは、本物のバスとまったく同じカラーリングで軌道敷内をバスが通っているような錯覚を起こします。

電車3

最近の車両では、平成16年3月に導入された「超低床路面電車3000形」と言う3連の電車が走っています。この車両の特徴はその名の通り「床面」が低く出来ていて、電停と乗降口の段差は7cm、補助スロープで、ベビーカーや車椅子でも楽に乗り降り出来るそうです。

電車4

長崎市内を観光する場合は、この「路面電車」がとても便利です。
一日乗車券は500円で乗り放題ですし、ほとんどの観光施設の近くまで乗り入れられていますので、駐車場を探す手間や時間待ちも気になりません。仮に行き先を間違っても、何回でも乗換えが出来ます。

一番嬉しいのは「路面電車」の場合渋滞がありません。これは、軌道敷内は右折車などの待機が禁止されているため、信号や電停以外ではほとんどノンストップですので、時間の誤差があまりありません。
朝夕の通勤・通学を外した時間帯ならラッシュも無いので、是非利用してみてください。


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