長崎くんち

長崎くんち 庭見せ2015 諏訪町の白龍

2015年の長崎くんちを前に3日夜は、演し物や衣装などをお色目する「庭見せ」あり、ちょっと出遅れしまいましたが、行ってきました。

諏訪町 青龍・白龍

今年は、私用の為時間が取れず、諏訪町の龍踊りの白龍を見る事にしてピンポイントで訪問しました。

諏訪町は元々諏訪神社があった場所で、諏訪神社の使いが「白蛇」と言うことから青龍と共に白龍が奉納されています。

また、諏訪町の龍踊り(じゃおどり)は、本家の籠町を始め、五嶋町などで奉納されていることもあり、子龍や孫龍など小さい子供たちによる龍踊りも奉納されているなどの特色もあり、見ごたえがあります。

子龍

庭見せの歴史やお披露目している展示物については、2008年の前回の出演記事で詳しく書いていますので、こちらを参照下さい。⇒http://nagasaki.kikita.net/article/107541399.html

長崎くんち

長崎くんち2014 庭見せ

2014年の長崎くんちは週明けの7日から始まりますが、3日は演物や演者の衣装などを公開する「庭見せ(にわみせ)」がありました。

今年は五島町の龍踊りに新しく白龍が加わったということで早速行ってみました。

長崎くんち 龍踊り

五島町のトヨタのショールームには沢山の人垣が出来ていましたが、カーショップのショールームなので照明が明るく、とても庭見せとは思えないほど華やかな場所でのお披露目は、新調した白龍がとても綺麗でした。

その後、中島川沿いにある、麹屋町と八幡町を見て回ることにしました。

麹屋町の梅の傘鉾
麹屋町 傘鉾

麹屋町の川船
麹屋町 川船

八幡町の傘鉾
八幡町 傘鉾

八幡町 弓矢八幡祝い船
八幡町 弓矢八幡祝い船

西浜町の伊勢海老はまだ元気に這い回っていました。
西浜町の伊勢海老

西浜町の傘鉾
西浜町 傘鉾

西浜町の龍船
西浜町 龍船

西浜町の龍船は新地の三角公園に展示されていましたが、通常そこに置いているだけの展示物なのですが、観客に配慮して、時々白煙を出してサービスしていただきました。

銀屋町の鯱太鼓を忘れていて、今回の庭見せでは訪問することが出来ませんでした。

今年は台風が近くを通過していますが、おくんちの開幕までには通過してしまうだろうと思います。

3日間の天候が穏やかで過ごしやすいことを願っています。

長崎くんち

2013 長崎くんち 庭見世(にわみせ)

長崎くんちの出演者の衣装や小道具、演し物などを一般にお披露目する「庭見世」が、3日の夜各踊り町の商店や会社の敷地を開放して賑やかに行われていました。

御朱印船

「庭見世」には毎年出掛けていますが、今年が一番コンパクトなコースで回れました。

まず最初に行ったのが栄町の長崎銀行の駐車場に広げられた「オランダ万歳」の衣装。

オランダ万歳

この町の話題は、例年は女性が演じていた演し物でしたが、今年から男性二人が演じていることでダイナミックな踊りに仕上っているそうで、内容的には地味な演し物なのですが、是非見てみたいと思います。

中島川を渡り、万屋町では「くじらの潮吹き」の演し物が浜の町のアーケードに展示されていて、こちらには観光客や地元の人達など、かなりの人だかりで、ごった返していました。

傘鉾

こちらの傘鉾の特徴は、鯛や鱧、カレイなど29尾の「魚づくし」と言う刺繍で飾られた垂れが豪華で目を引きました。この刺繍はあのシーボルト事件が起きた年の文政11年(1828年)の作品で、今から180年以上も前に作らたものです。シーボルトの魚図鑑に刺激を受けたのではないかと思えるような精巧な造りでした。

魚づくし

また、長崎は昔から捕鯨の町としても有名で、その捕鯨の様子を表現した「鯨の潮吹き」も今年の演し物の一つで、こちらにも沢山の人が溢れていました。

くじらの潮吹き

その後、思案橋を抜け、丸山へ向かい、カステラの元祖「福砂屋」へ立ち寄るつもりでしたが、ここには約100人ほどの人達が行列を作っていたためパスして、船大工町の「川船」・本石灰町の「御朱印船」を見ることにしました。

川船

川船は坂本龍馬像がある丸山公園に展示されていて、夜の歓楽街に位置する公園なだけに酔客も含めていつもは静かな公園がごった返していました。

御朱印船

本石灰町(もとしっくいまち)は、元々は石灰を扱う店が軒を連ねていた町で、「漆喰」を「石灰」と表現しています。この町は丸山の歓楽街の入口にあり民家も少ない地域ですがくんちの時はその存在感を表す演し物がこの「御朱印船」で、衣装もベトナムやマカオなどの貿易をしていた地域の民族衣装を交互に着て演じるそうです。

御朱印船2

また、船尾に掲げている旗には、オランダ東印度会社のマーク「V・O・C」がひっくり返ったロゴが書かれていますが、これはわざと逆さまにして周りに間違わせることで航海の安全を狙ったのではないかと言う説があるようです。

ことしの「庭見世」では、この本石灰町の御朱印船が一番印象的でした。
暗い広場の真ん中に白洲に波の文様を描き、ライトアップすることで船自体が浮き上がったような感じで、その周りにそれぞれの衣装や楽器、花などを一堂に集めた陳列は圧巻で、出口では振舞い酒が待っていると言う、接客業の人達が多い町の心憎い「お・も・て・な・し」が個人的にも感動しました。

明日10月4日は、演し物の稽古が仕上がり、準備が整った ことを踊町関係者に本番と同様の衣装で披露する人数揃い(にいぞろい)が、行われます。いわば本番前のリハーサルですので、一足先にくんちを見られるチャンスです。

人数揃い(にいぞろい)の詳しい情報はこちら⇒http://www.nagasaki-kunchi.com/2013niizoroi.pdf

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長崎くんち2012中日/八坂神社

長崎くんちの中日(なかび)は、各踊り町が市内のスポンサーや支援者などにお礼の演技を披露する目的で訪問する「庭先回り(にわさきまわり)」がありました。

長崎くんち2012八坂神社

庭先回りに行く前に鍛冶屋町の八坂神社へ行ってみました。
この八坂神社は、京都の八坂神社と同じ御神霊を合祀している400年近い歴史を持つ由緒のある神社で、「ぎおんさん」の通称で親しまれている。
その八坂神社で江戸町「オランダ船」の奉納があったので途中からですがYOUTUBEにUPしました。

動画は9分間ですが、これは、メインの奉納演技が終わって、「もってこ〜い」だけの映像で、何度も何度もアンコールに答えていた様子が映っています。江戸町の皆さんお疲れさまでした。

このあと、公会堂の会場に移動してその後市内を回る「庭先回り」へと繰り出して行きました。

私は、このあと中央公園などをまわり、築町で沢山の観客を引き連れて庭先回りをしていた籠町の龍踊り(じゃおどり)と遭遇、近くで見るとやっぱり迫力がありました。
龍踊り/籠町

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長崎くんち2012庭見世/江崎べっ甲店

2012年のおくんちも7日からいよいよ開幕しますが、今日10月3日は各踊り町の演し物や衣装などをお披露目する「庭見世(にわみせ)」があり、およそ300年の歴史があるべっ甲の老舗「江崎べっ甲店」へ行って来ました。
べっ甲
庭見世とは、今年おくんちに出演する踊り町の家々で、表格子をはずし木戸口を開放するなどして、家の中や庭園などを道行く人に見せるもので、衣装や小道具、楽器や出演者に贈られた祝い物などを展示して披露する伝統的な行事です。
江崎べっ甲店
当日は天候も良く、夜7時過ぎに行ったのですが、江崎べっ甲店の前は黒山の人だかりで、およそ1時間ほど待ってやっと中に入ることが出来ました。

この江崎べっ甲店は、眼鏡橋の近くにある観光スポットでもあるため、何も知らずに行列に並んでいた観光客の人も多く、私も大阪のおばちゃん2人連れに声を掛けられ一緒に並ぶ事になりました。傘鉾

今回は、仕事帰りに寄ったため時間が無かったので魚の町の庭見せにしか行けませんでしたが、この付近の道路は夜とは思えない程で、各会場は行列ばかりで時間が掛かっていて、断念するところばかりでした。

江崎べっ甲店では、最後に振舞い酒まで頂き、日本酒に弱い私は、紙コップ半分でほろ酔い気分で家路につきました。

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コッコデショの庭先回り

長崎くんち2011が7日開幕しました!

長崎くんちは毎年10月7日から9日まで3日間開催される長崎の秋を彩る諏訪大社のお祭ですが、今年は樺島町の「コッコデショ」の出演がある為例年以上に賑やかな長崎くんちになりました。

その樺島町の「コッコデショ」の出番前の様子と庭先回りを訪れてみました。

樺島町

7日の樺島町の「コッコデショ」の諏訪神社での出番は、午前10時からのトリを努めますので、地元でゆっくり出陣前の儀式や記念写真など撮っていました。

樺島町役員

8:30樺島町は万才町の崖下に太鼓山の格納庫あり、その前には担ぎ手と自治会の役員ほか家族、見物客でごった返していました。

通りは公道ですが、もちろん入り口付近で規制されていて狭い道路をフルに使って出発前の行事をとりおこなっていました。

8:50傘鉾を先頭に諏訪神社に向かって出発です。

樺島町傘鉾

順路は、県庁方面に向かい、県警本部の横の坂道を登り市役所方面を経由して諏訪神社へ向かいました。

コッコデショ

午前7時から奉納されている他の踊り町は順番に諏訪神社⇒公会堂⇒お旅所と移動してその後夕方までは個別に庭先回りを行います。

その公会堂からの移動の途中の出島町の傘鉾と阿蘭陀船、東古川町の傘鉾と川船を万才町の法務局前で見ることが出来ました。これも「おくんちナビ」のおかげです。

出島町阿蘭陀船

東古川町は旧町名が復活して初のおくんちです。

東古川町傘鉾

午後は、15:00に長崎駅前のかもめ広場に樺島町の「コッコデショ」が立ち寄る予定なので駅前に用事があり出掛けないといけなかったので早めに自宅を出たのですが、さすがに大波止周辺の混雑振りは異常で、いつもなら3分程で通過する税関から長崎駅前を20分経っても一信号も進まない状況でした。

迂回してやっとの思いで長崎駅の駐車場に車を停め、高架広場に登って見ると既に沢山の人だかりで写真を撮る場所以前に見ることすら出来ないような状況で焦りました。

ニュー長崎ホテルの前で待機すること約10分、やっと五島町方面から太鼓山の座布団が見えてきました。ホテルの前ではホテル関係者や観光客、長崎市民など沢山の人が待っていましたが、普通の出し物はホテルの入り口まで入ってきて玄関口で舞を披露するのですが、さすがにコッコデショは場所を使うので玄関口には入れなくて道路上での披露となりました。

太鼓山(コッコデショ)

ハッピを一斉に投げ上げる瞬間!一番かっこいい場面でしたが、隣に居た女性はこの一瞬を見落としてかなり後悔していました。

コッコデショ

その後、駅前のかもめ広場での披露には数百人、いや千人以上の観客が見守る中、重さ約1.2トンの太鼓山が何度も空中に舞う姿は勇壮でかっこ良かったですね。

コッコデショかもめ広場

コッコデショ

その後、長崎駅を後にして、交通会館バスターミナルから五島町方面に向かいました。
(明日8日のかもめ広場の予定は出島町/阿蘭陀船・本古川町/御座船が、13:00頃、大黒町/本踊・唐人船が18:00頃)

コッコデショ長崎駅

尚、8日(中日)の樺島町の太鼓山「コッコデショ」の庭先回りのスケジュールは、

10:00栄町⇒長崎警察署裏⇒新大工商店街⇒12:00伊勢宮神社⇒麹屋町⇒中通り⇒15:00長崎銀行本店⇒中央公園⇒メルカつきまち⇒S東美⇒18銀行本店⇒17:00銅座町⇒十善会病院⇒新地町⇒銅座町⇒思案橋⇒福砂屋本店⇒花月⇒丸山公園21:00終了

長崎くんち

おくんちナビの利用方法

長崎くんちの庭先回りで、活躍するNBC長崎放送の「おくんちナビ」と言うGPSの位置情報を利用したサイトがありますが、コッコデショなど人気の出し物の踊り町を追っかける場合に便利なサービスですが、その「おくんちナビ」の利用方法と注意点をまとめました。

出島町阿蘭陀船(おらんだぶね)

「おくんちナビ」⇒http://www2.nbc-nagasaki.co.jp/knavi/pc/index.php

時間通りに出し物が来ないのが当たり前の長崎人(長崎時間)ですが、出し物の現在地や移動予定などを知っているのと知らないのではかなり時間の無駄や次の行動などがとりやすいと思います。

「おくんちナビ」の仕組みは各踊り町の担当者にauのGPS携帯を持たせて、その携帯からの位置情報を個別のサーバーの地図が載ったホームページ上に表示するシステムです。これは長崎市にある扇精光という会社が2002年に実験的に開始して、翌年から本格的に開発した物をNBCが2007年から実施しているサービスです。

このNBCの「おくんちナビ」を利用する上であった方が良いのは「庭先回りマップ」ですが、長崎空港ビルディング、JR長崎駅観光案内所、アミュプラザ、理容たていし(築町)、長崎バスターミナル、浜町くんち案内所、まちなか龍馬館、長崎県観光連盟、長崎国際観光コンベンション協会、長崎市さるく観光課、長崎商工会議所などで配布しています。又、パソコンでNBCのサイトか長崎商工会議所が主催する「長崎伝統芸能振興会」のサイト「長崎くんち」でダウンロードすることが出来ます。

庭先回りマップhttp://www2.nbc-nagasaki.co.jp/knavi/pc/chirashi2011.pdf
庭先回りスケジュール http://www.nagasaki-kunchi.com/2011niwasaki.pdf

この「おくんちナビ」を利用する時にパソコンでは中々大変ですので、携帯でアクセスするほうが便利です。情報発信用の携帯はauを使っていますが、アクセスするのは何処の携帯でも大丈夫です。

NBCのサイトに接続するとおくんちナビの説明とかおくんちの豆知識とかのコンテンツがありますが、「踊り町のだしものは今どこ?」と言うリンクをクリックすると踊り町と出し物のリストと時間が3種類出ています。同時に「F−6諏訪神社下」などと位置が表示されていますので、庭先回りマップの縦軸と横軸の交差する所に何分前に居たということになります。@が15分前Aが10分前Bが5分前というように移動と共に5分おきに古い情報が消えて新しい位置が表示されます。

この位置情報を基にして先回りして出し物を待つという事が出来るわけです。但し注意しないといけないのはあくまでも「おくんちナビ」は、数分前の位置情報になりますので途中で奉納しないで移動だけなら先回りしたつもりで待機しても、すでに通り過ぎていた可能性があります。

おくんちの庭先回りとたまたま遭遇するとカメラの準備や立ち位置などを準備していなかったり車に乗っていて停める場所が無かったりとがっかりすることが多かったと思いますが、これは便利なサービスなので是非利用するといいですよ。

長崎くんち

「くりかきまんじゅう」長崎くんち庭見せ

長崎くんちの前準備も昨日の3日は「庭見せ(にわみせ)」今日4日は「人数揃い(にいぞろい)」と後はいよいよ7日からの本番を残すのみとなりました。

昔はこの「人数揃い(にいぞろい)」も10月1日の夕方から2日の夕方まで丸一日掛けてくんちの準備が整い、本番さながらの仕上がりを各町内の人達に見てもらう目的で行われている行事ですが、現在は10月4日の午後からが一般的で長崎にいてもあまり見に行くこともありません。

さて、この記事のタイトル「くりかきまんじゅう」(長崎弁で言うと〈くりかきまんじゅ〉)ですが、昨日の「庭見せ」の各家庭の展示品の中に必ずあった供え物を気になった方も多いと思います。

くりかきまんじゅう

江戸時代からの風習で庭見せで必ず展示する「くり・・・ゆで栗」「かき・・・木ねり柿」「まんじゅ・・・桃饅頭」の3アイテム(+ざくろ)ですが、出島町の供え方はかなり時間を掛けた積み方で圧倒されました。

とんご柿

柿は木ねり柿と言って本来は渋柿なのですが、熟す前に甘柿になるので木で練る(きねり)の「とんご柿」でなくてはなりません。昔はそこいらじゅうの庭先にも生っていましたが、最近はあまり見なくなり、食べる機会も殆どありませんね。

まんじゅうは桃饅頭で、本来は桃の節句に出回るお菓子ですが、最近は桃カステラや栗饅頭もよく見かけます。桃は中国では仙木・仙果(神仙に力を与える樹木・果実の意)と呼ばれ、昔から邪気を祓い不老長寿を与える植物として親しまれています。

栗饅頭

今年の庭見せでよく目に付いたアイテムで、インターネットのアバターなどのような出演者の似顔絵を額に入れたものをよく見かけましたが、最近の流行なのでしょうが、時代と共に供える物の変化が見れて面白いと思いました。

似顔絵

長崎くんちもいよいよ7日から本番を迎え、長崎人はシャギリの音を聞くとソワソワして私なんか「ヨーヤーサー」(コッコデショの掛け声)って聞いたら居てもたってもいられない性分でつい追っかけをしてしまいますが、今年は庭先回りの予定をチェックしてゆっくりと堪能したいと思います。

長崎くんち

長崎くんち2011 庭見せ(にわみせ)

長崎くんち2011庭見せに行って来ました。
今年は7年に一度のコッコデショの出番なので、庭見せも是非見てみたいと張り切って行ってみました。

コッコデショ

長崎くんちは、長崎市民の氏神様で長崎人が「お諏訪さん」と言って親しんでいる諏訪神社の秋の大祭です。毎年10月7日から9日までの3日間開催されますが、それに先立って3日は「庭見せ(にわみせ)」で、各踊り町の出し物や衣装などを店先や各家庭の庭先などに飾ってお披露目をします。

その長崎くんちが始まったのは、寛永11年(1634)ですから、377年の歴史があるお祭です。

江戸時代の長崎の町は「長崎80町」と言って寛文12年(1672)当時の町割り数で、そのうち遊女街だった丸山町と寄合町、オランダ商館だけだった出島町を除外した77か町で開催されるようになりました。

その77か町で1年に11か町出場するようになりましたが、町界町名変更や分離・統合などで無くなった町や人手不足などで出場を辞退するところなども増えてきて、最近は11か町出ることは殆どありません。(出し物に関しては旧町名で出演します)

出島町傘鉾

庭見せ(正式には庭見世と書くようです)は、昔は踊り町の中の大店(おおだな)の店先の木で作った格子を外したり、表に面した障子を全て取り払いお披露目をしていたそうですが、仏間を開放してキリシタンでは無いことをアピールする目的もあったという説もあるそうです。

庭見せ・本古川町

いずれにしても最近はビルばかりで昔の庭見せの風情は無くなってしまいましたが、僅か5時間だけのお披露目のためにこれだけの飾り付けや準備など大変だったでしょうが、古き良き慣習は継続して貰いたいですね。

今年は、7年ぶりに樺島町の太鼓山(コッコデショ)が出場するということで、樺島公園の周辺は大変な人通りでしたが、竹垣が少し高すぎて見える間口が狭くて残念でした。

コッコデショ

長崎くんち

コッコデショ

こんばんは!元タクシードライバーのじげもんです。

コッコデショ

今年もおくんちの時期になってきて市内のあちこちで練習中の出し物遭遇しますが、
今日は樺島町の「コッコデショ」に出会いました。

おくんちの出し物では一番人気がある「コッコデショ」で、私も毎回追っかけをしています。

練習中とはいえ、さすがに息の合った掛け声で練習場所である元船の夢彩都横広場に向かって練り歩いて行きました。

コッコデショとは「ここでしよう」という意味からきているそうで、庭先周り等の時はたとえ狭い場所でも神輿を投げている様子は諏訪神社などの踊り馬では見れない迫力を感じます。

おくんちでは龍踊り(じゃおどり)も人気ではありますが、色んな町が持っているためいつも出ている感じで新鮮味がありませんが、コッコデショは樺島町だけなので7年に一度しか出場しないので楽しみです。

この、夢彩都横の広場は地元元船町の唐人船の練習もやっていますので毎日何かしら見ることが出来ますので、長崎に観光で来られておくんちの時期は来れない観光客には穴場スポットではないでしょうか。

長崎くんち

長崎くんち 2008「庭見世(にわみせ)」



長崎くんち蛇踊り「白蛇」

長崎の氏神様のお諏訪さんで有名な、諏訪神社の秋の大祭、長崎くんち2008がいよいよ始まります。

毎年10月7日から9日までの三日間の予定ですが、10月3日は「庭見世(にわみせ)」と言って、各踊町内の商店では、踊りの衣装や、お祝儀(お花)などをお披露目します。

おくんち庭見世「諏訪町」

庭見世(にわみせ)は、昔は踊り町の中の大店(おおだな)の店先の木で作った格子を外してお披露目をしていたそうですが、最近のお店は殆どがビルになっていて、中にはガラス越しで見ないといけない所もあって風情がなくなっています。

おくんち庭見世「祝い品」1

奉納踊りに出演する家族の親戚や知人などからお祝いの御祝儀(長崎では花と言います)や出演者に配られる栗饅頭や桃饅頭などを飾りつけています。写真中央に鯛のお頭付き、その前には伊勢海老とあわび、左手には、大きな栗饅頭、右手奥には鰹節を使ったしめ縄が飾られています。

おくんち庭見世「鰹節」

その昔、かつお節が「末魚節」と書かれていた由縁で、かつお節は「末広がりでめでたい」とされ、更に2本のしめ縄でかたどられた形が海老が反り返ったように見えることから、二重にめでたいとされているようです。

おくんち庭見世「砂糖菓子」

また、長崎は鎖国時代に唯一貿易が出来る都市として栄え、砂糖がふんだんに使われる料理やお菓子などが沢山作り出された文化があります。
上の写真は、長崎の桃カステラで有名な「万月堂」が作った砂糖菓子です。口砂香(こうさこ) という落雁で作られたお菓子は、長崎の伝統的なお菓子ですが、最近はお盆や法事のお土産などで頂くことはありますが、口にすることは無くなりました。

おくんち庭見世「ぬくめ菓子」

「ぬくめ細工」という砂糖と水を煮詰めた物に餅粉を混ぜ、独自の製法で作り上げたお菓子は桃カステラの上の菓子部分と同じ物で、庭見世で見られる恵美須様や大黒様は、商売繁盛、五穀豊穣を願って縁起の良い神様を型取るのが習わし。

おくんち庭見世「櫓太鼓」

西古川町は、相撲と関わりが深い町で、江戸時代の大相撲は江戸、京都、大阪、それに長崎が興行地で、長崎では西古川町が勧進元を勤めていました。西古川町の櫓太鼓は、今の大相撲の櫓太鼓の原曲だと言われています。

おくんち庭見世「横綱白鵬化粧まわし」

モンゴル出身の横綱「白鵬」が大関時代に使っていた化粧まわしを長崎相撲協会の働き掛けで貸してもらえる事になり、おくんちでは、奉納の土俵入りを披露するそうです。

長崎くんち

長崎くんち開幕!(前日)

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長崎くんちが開幕しました。
10月7日の初日の事を前日(まえび)と云って、諏訪神社に踊りを奉納した後、市内に繰り出した各家庭や事業所を回ります。この日の長崎の天候は台風15号の影響で曇天模様で、大体「おくんちの時期は天気が悪い」のが相場で、滅多に順延される事はありません。

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最近は出店のある大波止周辺もお客さんの数が少なくなっていましたが、今年は初日が日曜日と重なった為例年以上の人出で賑わったようですね。

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庭先回りの出し物を久しぶりに追いかけました。
写真は銀屋町の「鯱太鼓」ですが、コッコデショのように空中へ放り投げるのが特色で、金屋町付近で捕まえる事が出来ました。

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祭りに参加している人達は大変でしょうが、凛々しいですね。
370年以上続く郷土芸能の伝承者としてまた、長崎の誇りとして拍手を送りたいと思います。

長崎くんち

長崎くんちがいよいよ始まります!

長崎くんち

いよいよ明日(10月7日)から長崎くんちが始まります。

長崎くんちが始まったのは今から373年前の寛永11年(1634)のことで、長崎の氏神様である諏訪神社の神事として始まりました。

毎年出し物が変わる祭りも珍しい事ですが、意外とその事自体を知らない観光客も多いですね。いつもくんちには龍踊り(じゃおどり)とコッコデショはやっているものと思い込んでる人がとても多いですが、「7年に1度ですよ!」と教えるとびっくりしています。

江戸時代、長崎の市街地は77カ町あり、それを7分割して1ヶ町が7年に一度踊りを奉納することになっており、その当番町を"踊町"と称しています。その後の町の再編成などで町名や町数は変わりましたが、7年一巡制は今日も踏襲されていて、毎年5〜7ヶ町が踊町となり奉納踊を披露しています。長崎伝統芸能振興会のHPより

諏訪神社で奉納される踊りは、その後公会堂前広場、大波止のお旅所などでも奉納されますが、長崎の地元の人達は、ほとんど、この道中で見物します。よっぽどの「くんち好き」か「観光客の案内」でない限り桟敷席を購入する事はありません。

奉納踊りの後に各家庭や事業所などに、ご祝儀を頂いたお礼を兼ねて挨拶に行く「庭先回り」と言う行事があります。ここでたっぷり目の前で見れますのでお得です。この「庭先回り」の予定表は観光施設や観光案内所などで配布していますので利用すると便利ですよ。

以下に、10月7日のルートを簡単に紹介します。

興善町(本踊り)諏訪神社→公会堂→大波止→駅前→立山→諏訪神社

八幡町(弓矢八幡祝い船)諏訪神社→公会堂→大波止→恵美須町→中町→諏訪神社→馬町周辺

西濱町(龍船)諏訪神社→公会堂→大波止→長崎駅付近→五島町→江戸町→浜の町アーケード→万屋町→諏訪神社

万才町(本踊)諏訪神社→公会堂→大波止→五島町→長崎駅付近→諏訪神社

銀屋町(鯱太鼓)諏訪神社→公会堂→大波止→江戸町→大黒町→勝山町付近→諏訪神社→桶屋町付近

五嶋町(龍踊)諏訪神社→公会堂→大波止→江戸町→大黒町→長崎駅付近→筑後町→立山→諏訪神社

麹屋町(川船)諏訪神社→公会堂→大波止→江戸町→長崎駅付近→上町→諏訪神社

10月8日は八坂神社をスタートですから浜の町周辺に集まります。

また、各踊り町の庭先廻りの位置情報を『NBC携帯サイト【i-NBC】』で確認することができます。「おくんちナビ」と言うシステムですが、地図をサイトよりダウンロードして、その地図にブロックごとに番号を付け出し物の位置を番号と町名で携帯に知らせると言うシステムです。これなら先回りして見ることが出来ますね。


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