長崎くんち

長崎くんち 2008「庭見世(にわみせ)」



長崎くんち蛇踊り「白蛇」

長崎の氏神様のお諏訪さんで有名な、諏訪神社の秋の大祭、長崎くんち2008がいよいよ始まります。

毎年10月7日から9日までの三日間の予定ですが、10月3日は「庭見世(にわみせ)」と言って、各踊町内の商店では、踊りの衣装や、お祝儀(お花)などをお披露目します。

おくんち庭見世「諏訪町」

庭見世(にわみせ)は、昔は踊り町の中の大店(おおだな)の店先の木で作った格子を外してお披露目をしていたそうですが、最近のお店は殆どがビルになっていて、中にはガラス越しで見ないといけない所もあって風情がなくなっています。

おくんち庭見世「祝い品」1

奉納踊りに出演する家族の親戚や知人などからお祝いの御祝儀(長崎では花と言います)や出演者に配られる栗饅頭や桃饅頭などを飾りつけています。写真中央に鯛のお頭付き、その前には伊勢海老とあわび、左手には、大きな栗饅頭、右手奥には鰹節を使ったしめ縄が飾られています。

おくんち庭見世「鰹節」

その昔、かつお節が「末魚節」と書かれていた由縁で、かつお節は「末広がりでめでたい」とされ、更に2本のしめ縄でかたどられた形が海老が反り返ったように見えることから、二重にめでたいとされているようです。

おくんち庭見世「砂糖菓子」

また、長崎は鎖国時代に唯一貿易が出来る都市として栄え、砂糖がふんだんに使われる料理やお菓子などが沢山作り出された文化があります。
上の写真は、長崎の桃カステラで有名な「万月堂」が作った砂糖菓子です。口砂香(こうさこ) という落雁で作られたお菓子は、長崎の伝統的なお菓子ですが、最近はお盆や法事のお土産などで頂くことはありますが、口にすることは無くなりました。

おくんち庭見世「ぬくめ菓子」

「ぬくめ細工」という砂糖と水を煮詰めた物に餅粉を混ぜ、独自の製法で作り上げたお菓子は桃カステラの上の菓子部分と同じ物で、庭見世で見られる恵美須様や大黒様は、商売繁盛、五穀豊穣を願って縁起の良い神様を型取るのが習わし。

おくんち庭見世「櫓太鼓」

西古川町は、相撲と関わりが深い町で、江戸時代の大相撲は江戸、京都、大阪、それに長崎が興行地で、長崎では西古川町が勧進元を勤めていました。西古川町の櫓太鼓は、今の大相撲の櫓太鼓の原曲だと言われています。

おくんち庭見世「横綱白鵬化粧まわし」

モンゴル出身の横綱「白鵬」が大関時代に使っていた化粧まわしを長崎相撲協会の働き掛けで貸してもらえる事になり、おくんちでは、奉納の土俵入りを披露するそうです。長崎新聞HP

長崎くんち

長崎くんち開幕!(前日)

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長崎くんちが開幕しました。
10月7日の初日の事を前日(まえび)と云って、諏訪神社に踊りを奉納した後、市内に繰り出した各家庭や事業所を回ります。この日の長崎の天候は台風15号の影響で曇天模様で、大体「おくんちの時期は天気が悪い」のが相場で、滅多に順延される事はありません。

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最近は出店のある大波止周辺もお客さんの数が少なくなっていましたが、今年は初日が日曜日と重なった為例年以上の人出で賑わったようですね。

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庭先回りの出し物を久しぶりに追いかけました。
写真は銀屋町の「鯱太鼓」ですが、コッコデショのように空中へ放り投げるのが特色で、金屋町付近で捕まえる事が出来ました。

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祭りに参加している人達は大変でしょうが、凛々しいですね。
370年以上続く郷土芸能の伝承者としてまた、長崎の誇りとして拍手を送りたいと思います。

長崎くんち

長崎くんちがいよいよ始まります!

長崎くんち

いよいよ明日(10月7日)から長崎くんちが始まります。

長崎くんちが始まったのは今から373年前の寛永11年(1634)のことで、長崎の氏神様である諏訪神社の神事として始まりました。

毎年出し物が変わる祭りも珍しい事ですが、意外とその事自体を知らない観光客も多いですね。いつもくんちには龍踊り(じゃおどり)とコッコデショはやっているものと思い込んでる人がとても多いですが、「7年に1度ですよ!」と教えるとびっくりしています。

江戸時代、長崎の市街地は77カ町あり、それを7分割して1ヶ町が7年に一度踊りを奉納することになっており、その当番町を"踊町"と称しています。その後の町の再編成などで町名や町数は変わりましたが、7年一巡制は今日も踏襲されていて、毎年5〜7ヶ町が踊町となり奉納踊を披露しています。長崎伝統芸能振興会のHPより

諏訪神社で奉納される踊りは、その後公会堂前広場、大波止のお旅所などでも奉納されますが、長崎の地元の人達は、ほとんど、この道中で見物します。よっぽどの「くんち好き」か「観光客の案内」でない限り桟敷席を購入する事はありません。

奉納踊りの後に各家庭や事業所などに、ご祝儀を頂いたお礼を兼ねて挨拶に行く「庭先回り」と言う行事があります。ここでたっぷり目の前で見れますのでお得です。この「庭先回り」の予定表は観光施設や観光案内所などで配布していますので利用すると便利ですよ。

以下に、10月7日のルートを簡単に紹介します。

興善町(本踊り)諏訪神社→公会堂→大波止→駅前→立山→諏訪神社

八幡町(弓矢八幡祝い船)諏訪神社→公会堂→大波止→恵美須町→中町→諏訪神社→馬町周辺

西濱町(龍船)諏訪神社→公会堂→大波止→長崎駅付近→五島町→江戸町→浜の町アーケード→万屋町→諏訪神社

万才町(本踊)諏訪神社→公会堂→大波止→五島町→長崎駅付近→諏訪神社

銀屋町(鯱太鼓)諏訪神社→公会堂→大波止→江戸町→大黒町→勝山町付近→諏訪神社→桶屋町付近

五嶋町(龍踊)諏訪神社→公会堂→大波止→江戸町→大黒町→長崎駅付近→筑後町→立山→諏訪神社

麹屋町(川船)諏訪神社→公会堂→大波止→江戸町→長崎駅付近→上町→諏訪神社

10月8日は八坂神社をスタートですから浜の町周辺に集まります。

また、各踊り町の庭先廻りの位置情報を『NBC携帯サイト【i-NBC】』で確認することができます。「おくんちナビ」と言うシステムですが、地図をサイトよりダウンロードして、その地図にブロックごとに番号を付け出し物の位置を番号と町名で携帯に知らせると言うシステムです。これなら先回りして見ることが出来ますね。


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