
長崎公園は、明治8年県内初の公園に指定された国有地で、県立長崎図書館の横の道を抜け、諏訪神社に隣接した静かな佇まいの公園である。公園面積は2.9ヘクタール。通称「諏訪の森」と市民には呼ばれていて、諏訪神社の樹木を合わせ市街地の貴重な緑を形成している。

一見、道路の真ん中に邪魔な樹木が立っているようですが、それは逆で、公園の中を道路が通っていて、ご神木である楠木を避けながら、車を通しているという事です。

国有林である事と、諏訪神社の御神木でもあり、昔からそこに立っていると言うことで、長崎人は気にも留めない様子でスルスルと通り抜けて行く。
一番狭い所で、1.7m程しかなく、この木を避けながら行き来する車の見事なハンドルさばきは他の県から来た観光客は必ずびっくりします。
私の車の車幅は1.76mなので、この一番狭い場所は右側を通るしかない。

可愛そうなのは、一番狭い場所の木で、下手な運転手や、無理矢理通る大きな車に木の根元が削られて痛々しい。